NPO法人 葬儀を考えるNPO東京
終活相談からお葬式の施行まで、葬儀社・葬儀費用問題にも対応
葬儀検定試験(葬検)の実施、葬儀セミナー・葬儀スクールを開催
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県を中心に活動するNPO法人 |
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葬儀を考えるNPO東京に寄せられる、よくあるお葬式のQ&A!
葬儀社、葬儀費用、葬儀・儀式、供花・・・
お葬式に関する多数のご質問の中で、代表的なご質問について、お答え致します。 |
●病院で亡くなると、病院の葬儀社に頼まなくてはいけないの? |
そう言うことは一切ありません。
病院で待機している葬儀社の契約履行は、遺体を霊安室に移す、もしくは指定された所(ご自宅)に遺体を搬送する事に限られています。
病院関係者および病院内葬儀社からご家族への「葬儀の勧誘・誘導」は、かたく法律で禁止されています(独占禁止法・抱き合わせ販売等の法律に触れます)。
従って、ご家族は病院外の葬儀社を自由に選ぶことができます。
ちなみに、病院で亡くなられた家族の8割前後は、病院外の葬儀社に頼んでいます。 |
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ほとんどのご家族は、慣習に従って仏式で葬儀をしています。
葬儀費用の構成は、逝去から火葬までの必要経費、通夜・告別式における付加価値品目の出費、そして僧侶のお布施になっています。
自宅葬儀は、限られた範囲で行われるため出費は抑えられます。
しかし、葬儀の会場が自宅外の場合は、式場費、祭壇、設営費、飲食接待費、返礼品等の付加価値品目が付帯され、かつ会場の規模、会葬者数によって出費に影響します。
葬儀費用全体に占める通夜・告別式の付加価値品目は、7割前後の比重を持ちます。 |
●葬儀社の言う4割・3割引、セット価格ってどうなの? |
はっきり言って、割引表示は、誘導効果を図る手法(PR)です。
はじめから割引額(率)相当分を「基本価格」に上積みして、そこから4割・3割引をしていたならば・・・、差引ゼロになり、結果として顧客誘導の手法でしかありません。
各葬儀社の割引(率)表示、コース別料金、セット価格等は、どの品目が含まれているか、いないかは葬儀社によって異なり、追加品目も一律ではありません。
よって、安くなっている数字を追うのではなく、希望する葬儀内容でその総額を知ることがポイントになります。 |
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もちろん、葬儀は出来ます。
お寺さんを呼ばずに済ませる葬儀は、非宗教の形式で葬儀=お別れとして行うか、または葬儀をやらず、火葬だけで済ませる方法があります。
なお、葬儀をしなくても火葬は避けることの出来ない必須事項です。(荼毘に付す・お骨にする)
菩提寺があって、寺院の墓地に入る故人は、追って菩提寺から戒名(法名・法号)を受けることになります。 |
いわゆる自然葬は、「自然界にお骨を埋葬する」ことです。
「埋葬先」の自然界(場所)が、故人のゆかりの地であったり、海洋や里山、そして、今、流行の桜の木の下、樹木(葬)といったところです。
遺体のままでは自然葬ができませんので、まずは通夜・葬儀を考えなくてはなりません。
次に、火葬からお骨、そして粉骨を経て自然葬の準備が整います。
なお、自然葬は、節度を持って行わなくてはならない為、充分な打合せが必要となります。
当葬儀を考えるNPO東京でも自然葬を扱っていますので、逝去後の流れを含めて具体的なアドバイスを致します。 |
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●いつも利用している花店に供花の依頼をしたが、届けられないと断られた! |
これに関する声が多く寄せられています。
近年、葬儀社が経営する葬祭会館で、外部の生花店から届けようとする供花を拒否し、葬祭会館に直接申し込まなくては供花が飾れないそんな事態になっています(互助会・葬祭会館)。
「お出ししたければ私どもに申し込んでください、そうでないと飾れません」と言う葬祭会館が増えています。
葬祭会館は、葬儀で集まった一切の供花を独占し、下請け生花店に一基あたり半値近い価格で卸すなど、優越した地位利用の寡占的経営をしています。
葬祭会館を利用する家族は、どの様な情報を得ているのでしょうか。
オープンにされた良心的な葬祭会館は極めて少ない。
葬儀は葬儀社(葬祭会館)のためにある、そんな葬儀事情です。 |
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